シンプルという個性
- 余白のある陶磁器の食器 -
3RD CERAMICSは、普遍的なものを洗練させることで、使い方の自由度が高いモノづくりを行っている。これは、自分たちのモノづくりに対する葛藤に向き合った結果生まれた。そんな3RD CERAMICSは、暮らしを提案している。だからこそ、自分たちの家族や暮らしも大切にした働き方をしている。無理なく、そして、自分たちの個性にあらがうこともなく、モノづくりをしているのだ。
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つくり手のストーリーには、
さまざまなエッセンスが織り交ぜられています。
贈る相手のことを思いながら、
重なる部分に目を向けてみてください。
「なぜこのつくり手のものを選んだか」
「どのような理由で贈ろうか」を考えながら、
ストーリーをじっくり読むことで、きっと世界に一つだけの贈る
理由が見つかるはずです。
3RD CERAMICSは、普遍的なものを洗練させることで、使い方の自由度が高いモノづくりを行っている。これは、自分たちのモノづくりに対する葛藤に向き合った結果生まれた。そんな3RD CERAMICSは、暮らしを提案している。だからこそ、自分たちの家族や暮らしも大切にした働き方をしている。無理なく、そして、自分たちの個性にあらがうこともなく、モノづくりをしているのだ。
自分に関わってくれる全ての人を幸せにしたいと願い、タイルのブランド開発を進めている鈴木さん。その想いの背景には、経営難の時期を乗り越えた経験がある。当時、お客様だけを向いて仕事をしていたが、それではダメだということに気づいた。そこに気づくことができた理由は、人のために仕事をしていた父や人から慕われていた祖父の存在があったから。
小物作りには向いてないとされる杉の木を使った弁当箱を作っている溝口さん。その背景には、モノも人も、それぞれの個性を活かすべきだという価値観がある。かつて、仕事を辞めて引きこもりがちになった経験が、その価値観の根底にある原体験だ。当時、自分の個性を受け入れた上で「自分らしい生き方とは何か」を自問自答した結果、今の溝口さんと杉の木クラフトがある。