
受け継がれる想いが生み出す愛着
- 独自性のある美濃焼の器 -
社長の大江さんは「つばめ工房」を開発した。その背景には「窯の火を消すことなかれ」という父親の言葉が示す業界へ想いがあった。「つばめ工房」のモノづくりはほぼ全ての工程が手仕事で行われ、微妙な気候の変化で焼き上がりが違う“生きた陶器”だ。それは大量生産・大量消費の時代を越え、業界に新しい風を起こそうとしている。
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つくり手のストーリーには、
さまざまなエッセンスが織り交ぜられています。
贈る相手のことを思いながら、
重なる部分に目を向けてみてください。
「なぜこのつくり手のものを選んだか」
「どのような理由で贈ろうか」を考えながら、
ストーリーをじっくり読むことで、きっと世界に一つだけの贈る
理由が見つかるはずです。
社長の大江さんは「つばめ工房」を開発した。その背景には「窯の火を消すことなかれ」という父親の言葉が示す業界へ想いがあった。「つばめ工房」のモノづくりはほぼ全ての工程が手仕事で行われ、微妙な気候の変化で焼き上がりが違う“生きた陶器”だ。それは大量生産・大量消費の時代を越え、業界に新しい風を起こそうとしている。
グリーンジョブは、自然の素材と化学的な素材を組み合わせることに違和感を覚えた澤出さんと宮元子さんが「自然のまま」を貫くため立ち上げた。地元・滝ヶ原石切場の石を使い、手仕事で仕上げるアロマストーン「ISIKI」は環境にも人にも優しいモノづくりを目指す結晶。大量生産ではなく小さな生産規模だからこそ、素材の力や使い手の思いを大切にできる。
貫井さんが立ち上げた「HOLO(ホロ)」は、ありのままの自分を認め、心と体の声に耳を傾けることを大切にしている。その根底には、ラグビーを通じて学んだ「一部分ではなく全体を見て、個性を肯定する」という価値観がある。また肌トラブルに悩む自身や娘のため、原料選びから徹底的にこだわりながら、スキンケアだけにとどまらず母親同士の情報交換会や食育など、コミュニケーションの場づくりにも力を入れる。
「soem」は霜里さんと宮永さんを中心に立ち上げられた。工芸品や手仕事を好むメンバーならではの発想で、単なる機能性だけでなく、人の感情や暮らしを豊かにするために“心をそえる”モノづくりを目指している。プラスチックが持つ「冷たい」イメージを払拭するため、あえて温かみのある素材やデザインを選ぶ一方、環境にも配慮しながら“やさしさ”を形にする。
ORIGINAL FORMの髙梨さんは、幼い頃にテレビで見たガラスに惹かれ、各地で修業を重ねた後に独立。酒器やグラスは、料理や飲み物の色や香りが引き立つよう綿密に計算され、落としても割れづらい箸置きなど機能面にも工夫を凝らす。その根底には、幼少期に祖母と手づくりの小物を作った記憶があり、“人の温かみを伝える”という想いが息づく。
石井精工の石井さんは、切削加工技術を活かした自社ブランド「ALMA」を立ち上げた。常に目の前の仕事を高い視座で捉え動くこと、そして自分たちの技術や考え方を広く伝えたいと願う姿勢が、一人ひとりの日常を心豊かに彩る「ALMA」を生み出した。そしてそれが本業である金型メーカーとしての意識を大きく向上させることにつながった。
晋山窯ヤマツの土本さんは”幸せになる、世話を焼く”を信条に、すべての人が満足できるモノづくりをしている。納得できないことには徹底して向き合い、商社依存を脱却し、自社ブランドを立ち上げた。また仕入れ先との信頼関係も重視し、無理な値引き交渉や返品をせず、甘さではない真の”優しさ”をもって人に接している。
人の喜ぶ顔が好きだと自然体で言う佐々木さん。家業を手伝い始めて感じた違和感は、そんな想いからくるものだった。佐々木さんは、お客さまが”どのように使いたいか”を大切にしたモノづくりを行うべきだと考え、先代社長の父と衝突しながらも、自ら行動することで理想を実現した。
加藤さんはこだわりは、旗や暖簾という日本の文化やそれを支えてきた技術を知ってほしいというもの。”思いは必ず実現する”という信念のもと、自社ブランドの確立のため努力している。その背景には、小学校から社会人5年目までやってきたラグビーで得た”覚悟を持って努力をすることで得られる達成感がある”という学びがあった。
厨さんは、阪神淡路大震災の時に何もできなかった自分への後悔から東日本大震災ではボランティアへ参加。被災地の実態を知った時に、一時的な関わりではダメだと思い、東北へ移住し起業した。その背景にあるのは、自分で自分を信用できるかという価値観。それは過去にバックパッカーとして海外旅行をした時に、自分の中で大切にすると決めた価値観だった。
幼少期から図工でモノを作ることが好きだった成田さんは、プロダクトデザインの道に進んだ。ただ、会社員として働く中で仕事の進め方に違和感を感じていた。そして、お客様やモノづくりに真っ当に向き合いたいと思い起業する。その背景には、自分の理想に真っ直ぐに生きようというこだわりがある。物腰は柔らかい人が、その意思の強さに真っ当な頑固さのようなものを感じた。